2012年9月6日木曜日

記録映画「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律」の東京での上映会のお知らせと普及のお願い


以前、私、ではなく、私に似たイマノキヨコが寿町で「過剰姉妹」をやり、そのときに「他者」と言う言葉があるならむしろ「他女」という言葉があってもいい。女は他者とされているが、女の「他者」(それは男ではない)としての「女」として過剰姉妹のイマノキヨコはいるのかもしれない、と話した時、そこに参加した人が(確か牧師か神父だった)、唐突に女性のハンセン氏病の強制的な堕胎や、子宮摘出の話をしたことを思い出した。尼崎か枚方でやるときに見に行ければと思っている。

==以下転載・転送歓迎==

記録映画「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律」の東京での上映会のお知らせと普及のお願い

■「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律」(143分)
■日時: 9月1日(土)~9月14日(金)10:00~
■劇場: オーディトリウム渋谷
東京都渋谷区円山町1-5  KINOHAUS 2F 
渋谷駅から徒歩5分  渋谷・文化村前交差点左折
■TEL: 03-6809-0538
■料金: 一般 1,500円、 大学・専門学校生 1,300円、 シニア 1,000円、 高校生 800円、
中学生以下 500円
〇割引チケットを発行します。
 当日1,500円→1,000円になる上映協力券です。(当日窓口にて支払い)
取扱って頂ける団体等はご連絡ください。
◎初日の上映会終了後、高橋一郎監督が舞台挨拶をします。

9月14日(金)18:00から広島市西区民文化センターで、9月30日(日)には兵庫県姫路市市民会
館でも上映(10:30からと14:00から)されます。

多くの人に観ていただきたい映画ですが、特に人権問題、女性問題、労働問題に取り組んでおられる人たちには、ぜひ観ていただきたいと思います。
各地での上映会などもぜひご検討ください。

詳細は、「もういいかいのブログ」をご覧ください。
http://mouiikai.cocolog-nifty.com/blog/

<お問い合わせ>
「もういいかい」映画製作委員会
〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-3-13私学会館2号(兵庫県映画センター内)
TEL/FAX 078-333-8690
E-mail  di_venice@hotmail.co.jp
(@を半角にしてください)
ブログ http://mouiikai.cocolog-nifty.com/blog/
http://slowcom.fc2web.com/
*事務所には常駐者がおりませんので、メールかFAXでご連絡いただけると助かります。

<映画について>

ハンセン病については、国民の多くが病名として認識しつつも、患者・家族の実態、経緯、問題点について十分な理解が得られないまま、偏見や差別が現存し続けています。

この映画は、ハンセン病問題の真実を、多くの証言に基づいて追っていきます。三つの法律をもとに展開された絶対隔離政策によって、療養所で何が行われ、入所者がどのような生活を送っていたのか、その仕組みと実態を検証し、百年にわたるハンセン病の歴史を描いた作品です。

療養所の運営は、患者たちの過酷な労働がなければ成り立たないものでした。しかし、患者たちに対する想像を絶する人権侵害が平然と行われていました。職員に少しでも抵抗すれば監房に入れられる、結婚すればしきりもない12畳の部屋で夫婦4組が共に暮らす異様な生活、妊娠すれば強制的に堕胎、隠しとおして何とか産んだ子どももすぐに殺される。しかもそれらは戦前のみならず戦後も国の「絶対隔離・絶滅政策」のもと、三つの法律に基づいて合法的に行われてきました。

いまだ社会に根強く残っている偏見・差別を作ってきたのは一体誰だったのでしょうか。国なのか、国の情報を鵜呑みにした人たちだったのか、真実を知ろうとしなかった私たちなのでしょうか。

これは、現在の原発や労働、教育問題などと根幹は同じではないかと思います。国は法律にさえ基づけば、いとも簡単に私たちの人間としての尊厳を奪いとっていきます。今のこんな時代だからこそ、国策とは一体何か、ということを真剣に考えていかなければならないのではないでしょうか。

==転載・転送ここまで==

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