2014年2月8日土曜日

"Le Monde "の舛添要一立候補者に対する女性たちの抗議を取り上げた記事

ル・モンドに掲載された、舛添要一立候補者に対する女性たちの抗議を取り上げた記事
を訳してみました。
フランス語は最近読んでなかったので間違いがあったら申し訳ありません。
ご参考程度に読んでもらえたら幸いです。
昨夜(2月8日夜中)ツイッターでやりとりしたとき語ったようにセックスストライキに関しては「女性はセックスが武器になる」と強調してしまう要素があることに違和感がありますが、舛添氏に抗議したい気持ちがわかるという事と、海外からはどんな風に取り上げられているか興味があり訳してみました。

2014年2月7日 ル・モンド
「授与された反駁」
(舛添氏の写真説明)
元厚労省大臣であり、東京都知事の立候補者がキャンペーン演説を行っている(2月2日)

東京の女性たちが、ある政治家の侮蔑的な発言に対してセックス・ストライキをするよう呼びかけた。


侮蔑的な発言に対して、同じ目線での応答-- 東京の女性グループが、2月9日に行われる東京都知事選挙で舛添要一立候補者に投票する男性たちに対して「セックスボイコット」をするよう呼びかけた。
この65歳の政治家は、とりわけ、生理があるゆえに女性は政治には不向きであるといった、女性の平等に対して侮蔑的な発言をし続けてきた。

舛添に投票する男とセックスしない女達の会」という名で、ツイッターに投稿された抗議キャンペーンは、先週からキャンペーンを開始する前に、3000人ほどの会員が集まっていた。
このページの無名の作者は、「女性に対して、非常に侮蔑的な発言を行う舛添氏が選ばれる事を妨害するために、抗議を行う。私たちは、舛添氏に投票する男性たちとは一緒に寝る事は出来ない」と表示している。

2001年に政界入りするまで、舛添氏は、この国で 多くのテレビショーのスタジオに呼ばれる有名な教養学部の学者だ。1989年には、生理が女性を非理性的にさせるから女性は権力を持つのに適してはいないと、男性向け雑誌のコラムに書いた。「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない」

今週水曜日に投稿された、ある女性たちのグループによる違うサイトでは、一日に75000人が閲覧し、2800人が署名をした。「舛添は、女性の敵である。日本を彼は愛していない、彼は自分自身しか愛していない」とこのサイトのあるコメントには書かれていた。


舛添は、第一次安倍政権時代の保守の党員によって支えられており、いま、既に勝つと思われている前首相の細川護煕や、他候補者含め計16人の候補者はほとんどが60歳以上である。

1 件のコメント:

  1. 私自身はセックスストライキっていうのが「女の武器はセックス」みたいでうーん??と思ったのだけれど、この記事で「同じ目線での応答をした」というあたりの書き方があって、これは記者がそう感じたのか、このキャンペーンの意図がそうなのか、どっちなのかなとおもった。後者のキャンペーンの意図なら、徹底的に舛添とそれにつながる男子をおちょくることになるかもだけど。つまり舛添を選ぶあんたは女は穴としか思ってないんでしょう?それだったらまず穴であることを拒絶するとこからしかはじめられないわ、ってことになる。それは記事にとりあげられた抗議サイトを見てもちょっとわからなかった。あと、異性愛中心ということについては、この記事でも触れてはないですね。

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