2013年9月15日日曜日

秘密保全法案に対するパブリックコメント

久々に更新します。

秘密保全法に関するパブリックコメント が明日締め切りとのことです。
慌てて書きました。一行でもいいとのこと、この法律に関して思うところある方はぜひに。

 まず、このような法律が、むしろ自治体などが情報公開を理念とするようになった21世紀に作られようとしていることを知って大変驚きました。
「スパイ防止法」と呼ばれる80年代の中曽根政権で作られた頃のものを彷彿とさせる内容と受け取りました。こちらは東西冷戦という背景がありましたが、それでもものすごい大反対が起ったと聞いています。
今は、原発の対応にしてもむしろ情報を公開し,場合によっては他国に海水の汚染等「情報を提示」することすら必要と考えられる現状であるにもかかわらず、むしろ「特定秘密」の事項を(3)安全脅威活動の防止(4)テロ活動の防止とうたうことで、あたかも相互不信を日本みずからが作り上げて行くのかと感じます。「秘密」で安全を作り上げようとする姿勢は安全ではなく、むしろ真実を語る口を閉ざす、いわゆる恐怖政治につながるのではないでしょうか。このような法律を作るだけでも、「自主」的に規制しあうような空気を作りかねません。
 しかも、機密を取り扱う人間に対する「適正評価」という姿勢も実に不気味です。むしろ適正などではなく、ルールで適正化するべきではないでしょうか?そもそも、このような法律を作らなくても、情報の漏洩を罰する法律ならいくらでもあるはずです。わざわざこのような法律を作る意図は、(本来はむしろ周知されるべき)情報を「特定秘密」と国家によって名付けるための体制づくりおよび、そのような周知されるべき情報を、国家によって「収集」「整理」「活用」し、人々(people)ではなく、「国」「国民」(nation)の安全を目的としているわけです。  しかし、私たちは、国民としてのみこの世界に存在しているのでしょうか?ないし国民でなければ安全を保障されないような世界とはなにでしょうか?そしてそれこそ日本に住む外国人はどうなるのでしょうか?難民という存在をご存じないのでしょうか?
「我が国の安全保障に関する事項のうち特に秘匿することが必要であるものについ
て、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該事項の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、もって国及び国民の安全の確保に資する。」というこの法律の趣旨を読むだけでも、いろいろな疑問が溢れます。この法案に反対の意見を述べるとともに、さらにこのパブリックコメント募集期間を延長いただくようお願い致します。

1 件のコメント:

  1. 秘密保全法は、ケッシュ財団の技術を握りつぶすためだけに推進されている。政府はこれらの技術を昨年受け取ったが、全て隠蔽して握りつぶしている。

    ttp://keshefoundation.org

    ttp://www.onpa.tv/2013/05/13/789-3

    ttp://www.onpa.tv/2013/08/11/1893

    ttp://sunshine849.blog.fc2.com/

    ttp://blog.goo.ne.jp/narudekon/e/a614779c0fb09de38540b4e86e5c99da

    これらの技術が公開されれば、連中はおしまいである。しかし、最大の問題が存在した。それはあくまで政府へとこの技術が提供サれたことだ。あくまで国民が活動してケッシュ財団の技術を公表するように働きかけないと、ケッシュ財団も介入できないのだ。

    そこで盲点をついて、秘密保全法で握りつぶしてしまえばこのような技術は二度と公表できなくなるだろう。なんとしても、これらを阻止してケッシュ財団の技術を公表させ、救済を開始せねばならない。

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