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2012年8月22日水曜日

今こそチッソ労働組合の歴史を知りたい・・・『チッソ労働組合と水俣病』を読む・・・(2)

★ 今こそチッソ労働組合の歴史を知りたい・・・『チッソ労働組合と水俣病』を読む・・・(1)の続きです。

 ・・・友達が紹介してくれたのは菊地昌典というひとの書いた『チッソ労働組合と水俣病』という論文である。『新編 水俣の啓示 不知火海総合調査報告』(色川大吉編 1995年)に収録されている。もともとは、1983年に『水俣の啓示 下巻』(1983年)に収録されたものである。筑摩書房の本だ。
 菊地昌典、というひとを私は、それこそ寡聞にして全く知らなかった。wikiを読むと、東京大学で、ソ連の研究をしていた人物とある。それにしてもなぜソ連の研究者が水俣について書いたのだろうか?
それを知るには「不知火海総合調査」について、ひもとく必要が出てくる。こちらの立命館大学の生存学研究センターのサイトに調査団の経緯が詳しく記載されている。石牟礼道子がこの「不知火総合調査団」の目的を下記のように書いている。

せめてここ百年間をさかのぼり、生きていた地域の姿をまるまるそっくり、海の底のひだの奥から、山々の心音のひとつひとつにいたるまで、微生物から無生物といわれるものまで、前近代から近代まで、この沿岸一帯から抽出されうる、生物学、社会学、民俗学、海洋形態学、地誌学、歴史学、政治経済学、文化人類学、あらゆる学問の網の目にかけておかねばならない(石牟礼 )

編者の色川はこの言葉に最初は戸惑いを示したそうだが、水俣病の調査とは、、100年をさかのぼり(1970年代から100年をさかのぼるということはまさに明治維新の時代まではさかのぼるということだ)あらゆる総合的な視点を要する、と彼女が書いたことは私たちはよく覚えておく必要がある。一つの問題は単純に一つの・・シングルイシューでは済まされない、ということである。もちろんひとはそうそう、すべてのことに詳しくはあり得ない。だからこそ、多くの専門分野を持つひとが結集する必要がある。この「調査団」の意味を、私たちは今こそ知る必要があるはずだ。
そして調査の目的とは、「机上の近代主義者や御用学者たちにたいする挑戦」でもあったという。

そのような背景のもとで、この菊地氏も調査団に加わっていたのである。

★首都圏反原発連合★野田首相に対する直接要求・勧告行動

この【勧告行動】は20分。このような行動が、その後の原発反対の動きにどうつながるのか(あるいはつながらないのか)こそを、私たちは知る必要があるのかもしれない。基本的に地方の反原発を訴える人たちが選挙で負けている現実と、この【勧告行動】がどう関わりうる(あるいは関わり合わない)のか。

★首都圏反原発連合★野田首相に対する直接要求・勧告行動


2012年8月20日月曜日

今こそチッソ労働組合の歴史を知りたい・・・『チッソ労働組合と水俣病』を読む・・・(1)


 水俣病。チッソと日本国家による犯罪的ななれ合いが引き起こした病。しかも20年近く放置され、第二の新潟水俣病まで引き起こしたというこの「公害」。
 私は東日本大震災の直後、2011年の4月に水俣を訪れた(あと長崎、広島、最後に敦賀を訪れた)。震災による東北の大被害、そして、今回の東京電力と国家の無策による原発事故。原発は危ないと知っててもなにもしてこなかった私。過去の公害や核の歴史、それにまつわる企業や国家の歴史について知ることによってしか、この現実を受け止められないと思ったからである。
 水俣の相思社を訪れ、さらに「聞書水俣民衆史」(全五巻 草風社)を読んだ。この五巻本は水俣病が起こる前の、明治からの水俣の歴史が書かれている。チッソが水俣で業を起こし、その後朝鮮半島を日本が植民地にした時代に、朝鮮に住む人びとを搾取し続けた会社であることが書かれているのだ。「植民地は天国だった」というチッソの関係者からの証言がそこで話されている。
 しかしこの五巻本はこの植民地時代までである。実は私が知りたかったのは、植民地支配の構図と水俣病を生み出す構図の具体的な共通性、であった。直感的には絶対に重なってるはず、と思いながらいかに重なっているかを具体的に知りたかったのである。
 あともうひとつ。チッソ労組は、会社に対抗する第一組合も御用的な第二組合も、ずっと水俣病のことを放置して来たが、途中から第一組合側は「恥宣言」という有名な宣言・・・つまり水俣病を放置して来たことを「恥じ」、共闘を誓う宣言を1968年の8月30日に行った。水俣病発生から15年も経っていた。放置して来た理由というのは、なんだか想像がつきそうだが(今も電力総連のように)、それにしてもなぜこのような宣言を出し得たのだろう、ということも知りたかった。

しかし、去年の秋から仕事を始め、さらには自分の体を壊しもし、水俣の本を読むことも、自分の疑問を突き進めて行くことも、中断してしまっていた。
 ところが、先日、ある友人が私に連絡をくれた。チッソ労組と水俣病の関わりが書かれている論説がある、というのだった。その論文は私の疑問にまさに答えてくれるものであった(続)。

2012年8月19日日曜日

原子力規制委員会人事案の白紙撤回を!8・20緊急集会


「避難の権利」ブログより転載しています。
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◆日時:2012年8月20日(月)15:00~17:15
14:30~      衆議院第二議員会館ロビーにて通行証配布
15:00~16:00 緊急集会~原子力規制委員会人事案に関する最新情報
16:00~16:15 市民ロビーに関する説明
16:15~17:00 市民ロビイング
17:00~17:15 結果の共有・まとめ
◆場所:衆議院第二議員会館 多目的会議室
 (最寄駅:東京メトロ・永田町駅、国会議事堂駅)
◆資料代・カンパ:500円
◆主催:国際環境NGO FoE Japan/福島老朽原発を考える会/原発を考える品川
の女たち/eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
◆問合せ: 福島老朽原発を考える会 阪上:090-8116-7155
           国際環境NGO FoE Japan 満田(みつた):090-6142-1807
※18:00~19:30官邸前にて抗議行動を行います。ぜひご参加ください。
→詳しくはこちらを
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/817-384d.html
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